● ナ・リーグ 2 - 5 ア・リーグ ○
<現地時間7月13日 クアーズ・フィールド>
第91回MLBオールスターゲームが13日(日本時間14日)に行われ、ア・リーグ選抜がナ・リーグ選抜を下し球宴8連勝とした。勝利投手は「1番・指名打者兼投手」として球宴初の投打同時出場を果たしたエンゼルスの大谷翔平選手(27)。MVPには豪快ソロを放ったウラジーミル・ゲレロJr.内野手(22)が選ばれた。
大谷はロイヤルズの正捕手・ペレスとバッテリーを組み球宴初マウンドへ。日本選手の球宴での先発登板は、1995年のナ・リーグ選抜の野茂英雄(ドジャース)以来、26年ぶり2人目となった。1番・タティス(パドレス)を左飛に仕留めると、続くマンシー(ドジャース)は二ゴロ斬り。3番・アレナド(カージナルス)は遊ゴロに仕留め、4球目の直球はこの日最速の100.2マイル(約161キロ)を計測した。大谷は1回14球、無安打無失点のパーフェクト投球で降板。スターターとしての大役を見事に果たした。
1番打者としては1回表、3度のサイ・ヤング賞受賞を誇るナ・リーグ先発のシャーザー(ナショナルズ)と対戦し、2球目のカットボールを打つも二ゴロ。3回は一死無走者でナ・リーグの2番手右腕・バーンズ(ブリュワーズ)と対戦し一ゴロに倒れた。5回に3度目の打球が巡ってきたが代打・J.D.マルティネス(レッドソックス)を送られ交代。2打数無安打で球宴初安打は来季以降に持ち越しとなった。
ア・リーグ攻撃陣は2回、6番・セミエン(ブルージェイズ)の適時内野安打で先制。3回は2番・ゲレロJr.(ブルージェイズ)が特大の左越えソロを放ち2-0とリードを広げた。5回はゲレロJr.の内野ゴロの間に3点目。その後も途中出場・ズニーノ(レイズ)の右越えソロなどで計5得点とした。
投手陣はパーフェクト発進の大谷から、計9投手が1イニングずつリレー。ナ・リーグ打線の反撃を2点に抑え、先発の大谷に白星が記された。日本人の米球宴での白星は、2019年に出場し2番手で1回を無失点に抑えたヤンキースの田中将大(現楽天)以来、2大会連続2人目。MVPには豪快ソロを含む3打数1安打2打点をマークした22歳のゲレロJr.が史上最年少で選ばれた。
今季のシーズン前半戦、メジャー全体トップの33本塁打を放ったのが大谷で、それに続くのが28本塁打のゲレロJr.。大谷は本塁打ランキング1位を独走した状態で球宴白星を手にするという二刀流の真髄を見せ、ゲレロJr.はそのパワーを大舞台でも見せつけた。
<現地時間7月13日 クアーズ・フィールド>
第91回MLBオールスターゲームが13日(日本時間14日)に行われ、ア・リーグ選抜がナ・リーグ選抜を下し球宴8連勝とした。勝利投手は「1番・指名打者兼投手」として球宴初の投打同時出場を果たしたエンゼルスの大谷翔平選手(27)。MVPには豪快ソロを放ったウラジーミル・ゲレロJr.内野手(22)が選ばれた。
大谷はロイヤルズの正捕手・ペレスとバッテリーを組み球宴初マウンドへ。日本選手の球宴での先発登板は、1995年のナ・リーグ選抜の野茂英雄(ドジャース)以来、26年ぶり2人目となった。1番・タティス(パドレス)を左飛に仕留めると、続くマンシー(ドジャース)は二ゴロ斬り。3番・アレナド(カージナルス)は遊ゴロに仕留め、4球目の直球はこの日最速の100.2マイル(約161キロ)を計測した。大谷は1回14球、無安打無失点のパーフェクト投球で降板。スターターとしての大役を見事に果たした。
1番打者としては1回表、3度のサイ・ヤング賞受賞を誇るナ・リーグ先発のシャーザー(ナショナルズ)と対戦し、2球目のカットボールを打つも二ゴロ。3回は一死無走者でナ・リーグの2番手右腕・バーンズ(ブリュワーズ)と対戦し一ゴロに倒れた。5回に3度目の打球が巡ってきたが代打・J.D.マルティネス(レッドソックス)を送られ交代。2打数無安打で球宴初安打は来季以降に持ち越しとなった。
ア・リーグ攻撃陣は2回、6番・セミエン(ブルージェイズ)の適時内野安打で先制。3回は2番・ゲレロJr.(ブルージェイズ)が特大の左越えソロを放ち2-0とリードを広げた。5回はゲレロJr.の内野ゴロの間に3点目。その後も途中出場・ズニーノ(レイズ)の右越えソロなどで計5得点とした。
投手陣はパーフェクト発進の大谷から、計9投手が1イニングずつリレー。ナ・リーグ打線の反撃を2点に抑え、先発の大谷に白星が記された。日本人の米球宴での白星は、2019年に出場し2番手で1回を無失点に抑えたヤンキースの田中将大(現楽天)以来、2大会連続2人目。MVPには豪快ソロを含む3打数1安打2打点をマークした22歳のゲレロJr.が史上最年少で選ばれた。
今季のシーズン前半戦、メジャー全体トップの33本塁打を放ったのが大谷で、それに続くのが28本塁打のゲレロJr.。大谷は本塁打ランキング1位を独走した状態で球宴白星を手にするという二刀流の真髄を見せ、ゲレロJr.はそのパワーを大舞台でも見せつけた。