8回にバットを折られながらも三遊間への適時内野安打を放つ大谷

● エンゼルス 1 - 4 アストロズ ○
<現地時間8月13日 エンゼルス・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が13日(日本時間14日)、本拠地で行われたアストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。4点を追う8回に完封負けを回避する適時打を放った。この日は4打数1安打1打点。チームは敗れ再び借金1となった。

 アストロズの先発はメジャー通算218勝のグリンキー。大谷は初回、ベテラン右腕の5球目を弾き返したが、痛烈なセンター返しのライナーは、右寄りのシフトを敷いていた遊撃・コレアの守備範囲で遊直に倒れた。

 一死一塁だった3回の第2打席は右翼後方への飛球。泳がされながらも初球のチェンジアップに上手くバットを合わせたが、高々と舞い上がった打球はフェンスオーバーとはならなかった。一死無走者だった6回の第3打席は空振り三振。追い込まれたあとファウルで粘ったが、最後は87マイル(140キロ)のチェンジアップにバットが空を切った。大谷はグリンキーの前に3打席連続で凡退。老練な投球術に封じられた。

 0-4で迎えた8回の第4打席は、二死一、二塁の好機で2番手右腕・グレーブマンと対戦。1ストライク後の97.9マイル(約158キロ)の内角直球にバットを折られたが、打球はシフトでがら空きの三遊間へ転がり、これが適時内野安打となった。大谷は三塁手が処理をもたつく間に判断よく二塁へ進塁。エンゼルスは1点を返し、なおも二死二、三塁の好機だったが、続くフレッチャーは遊ゴロに倒れた。

 この日の大谷は4打数1安打1打点で打率は.267。完封負けを回避するチーム唯一の打点を記録し、今季85打点目で打点ランキング1位のブルージェイズ・ゲレロJr.(88打点)に3打点差に迫った。

 エンゼルスは打線が沈黙し、グリンキーの前に7回までわずか2安打。先発左腕のサンドバルは4回に痛恨の満塁弾を浴び、5回途中4失点で6敗目(3勝)を喫した。

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ベースボールキング編集部

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