2021.08.20 17:45 | ||||
中日ドラゴンズ | 6 | 終了 | 0 | 阪神タイガース |
バンテリンドーム |
散発の4安打1四球と好投
中日の柳裕也が20日、本拠地での阪神戦に登板し、9回147球の熱投で完封勝利を収め、今季8勝目を手にした。
打線が2回に阪神の守備の乱れに乗じて一挙5得点を奪うと、3ボールまで行く場面も多々見られたが、丁寧なピッチングでアウトを積み重ねていった。結局、終わってみれば与四球は1つで、得点圏に走者を背負ったのも4回の1度だけという素晴らしい内容だった。
20日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「よく投げた。7回くらいで替わるかなと思いましたけど。今日のボールは中盤よくなかったと言っていたが、柳の緩急の使い方が素晴らしかった」と指摘。
さらに、「ストレートとチェンジアップとカーブ、落ちるボールもあるけれど、これをほとんど同じくらい(の割合で)投げている。バッターとしては球種を絞りきれないピッチング。ボールがキレていたのと同様に、そこが良かったと思う」と続け、様々なボールを扱うことで的を絞らせなかった投球術に感嘆していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』