● 巨人 2 － 7 DeNA ○
＜14回戦・東京ドーム＞

　DeNAが2位の巨人に快勝。3連勝で後半戦初のカード勝ち越しを決めた。

　DeNAは1－1の同点で迎えた7回、5番・宮﨑、6番・関根の連打などで一死二、三塁の好機を作ると、7番・柴田が2ストライク後に登板してきた巨人の中継ぎ左腕・大江から、決勝点となる中犠飛を放った。なおも二死一、三塁の場面で、代打・牧が13号3ランを左中間席へ運び5－1。その後も3番・佐野が中前適時打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙5点のビッグイニングとした。

　続く8回にも柴田が、2号ソロを右翼席へ運びダメ押しの7点目。この日も終盤に打線がつながり10安打7得点と効率良く加点した。

　来日初勝利を目指す先発のロメロは5回まで無失点の好投。しかし1点リードの6回、代打・亀井に同点適時打を浴び降板となった。なおもピンチは続いたが、一死満塁でリリーフした3番手・平田が、代打・ウィーラーを二ゴロ併殺斬り。直後に打線が一挙5点を勝ち越したため、火消し役を果たした平田に今季2勝目が記された。