2021.08.28 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 2 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
未だ白星のないパ唯一の球団と対戦
オリックスの宮城大弥が27日、自身が先発する翌28日のソフトバンク戦に向けて意気込みを語った。
前回登板の西武戦で7回無失点と好投し、11勝目を挙げている宮城は、「チームに良い雰囲気をもたらすようなピッチングができればそれがベスト。それに近いピッチングをしっかりしていきたい」と話し、チーム順位に対する意識に関しては「ないよりはあるになってきている。そこまで器用ではないので、考えるだけでそれが実行出来るかといえば分からない。少なくとも頭の中には入れるようにしています」とコメント。チームの勝ち頭としての自覚も芽生えつつある。
シーズン後半を迎えても好投を続ける左腕は、「前回もプレートの位置を変えたりとか、身長が低い分、いろんな工夫をしないとみなさんに近づいていけない。少しでも近づくためには、しっかりいろんな工夫をしなきゃいけないから、そこまで頭を固くすることなく、今のところは出来ているので、それを継続していけたら」と、チームに勝ちをつけるべく試行錯誤を続けていく。
宮城はさらに「たくさんのチームと対戦してきて、僕自身もキャッチャーの人も考えはある。そこはしっかり話し合いながら、かわすわけじゃないんですけど、攻めるところは攻めて、いろんなところで挑戦していけたら」と続け、ソフトバンク戦に向けては「前回、ピンチを凌げなかったので、出来ればピンチは少なく、7回、8回、9回まで投げられたら。しっかり自分のピッチングを示すことが出来れば相手も考えてくると思うので、そこを突いていきたい」と、7回3失点で勝ち負けつかなかった前回対戦のリベンジを誓った。
取材・文=どら増田