今季先発2試合目で大仕事!
オリックスの西村凌が今季2試合目の先発起用に応えた。
6番・左翼手で先発出場した西村は初回、先頭打者の三森大貴の左中間への飛球をスライディングキャッチの好捕。打撃では、0―0で迎えた4回、吉田正尚が四球、杉本裕太郎の右前打で一、二塁とし、安達了一が犠打で一死二、三塁の好機で打席に立つと、ソフトバンク先発・マルティネスの初球ストレートを左中間にはじき返す先制の2点適時二塁打を放った。
今月20日に1軍昇格した西村は、22日の西武戦で今季初出場して2安打。今季初先発となった25日の楽天戦で1安打を放つなど好調をアピール。T―岡田の戦線離脱で攻撃力低下が懸念される状況で、救世主とも言える貴重な一打となった。
27日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた笘篠賢治さんは「若い選手がやりやすい環境作りが今のオリックスにはある」と若手を積極的に起用する中嶋監督のチーム作りを評価。「今のオリックスの雰囲気はベテラン、主力、若手関係なくみんな同じノリで野球ができている感じがする」と今季快進撃を続ける強さの要因を指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』