3回パーフェクトのヤンキース右腕を足で揺さぶる
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が8月31日(日本時間9月1日)、本拠地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。四球で出塁した4回に逆転劇の起点となる今季21盗塁目を記録した。
ヤンキースの先発は、今季ここまで8勝(4敗)を挙げているタイロン。大谷は初回、一死無走者の場面で右腕と対戦し、カウント2-2後の直球を打ったが左飛に倒れた。
エンゼルスは3回までタイロンの前にパーフェクトに抑え込まれていたが、1点を追う4回、先頭の1番・フレッチャーが右前打と二盗成功でチャンスメイク。続く大谷は無死二塁の好機で冷静に四球を選び好機を広げた。
3番・ゴスリンは送りバント失敗に終わったものの、続く4番・ウォルシュの打席で二走・フレッチャーが今度は三盗に成功。これに反応した大谷も二塁を悠々と陥れ、ダブルスティールで好機を広げた。一死二、三塁となり、ウォルシュが25号3ランを右翼席へ。エンゼルスは足でタイロンを揺さぶり3-1と逆転に成功。大谷は2点目となるホームを踏み、今季87点目となる得点を記録した。