5回に6点目となるホームスティールを決めるエンゼルスの大谷翔平

○ エンゼルス 6 - 4 ヤンキース ●
<現地時間8月31日 エンゼルス・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が31日(日本時間9月1日)、本拠地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。この日は2打数無安打と快音こそ聞かれなかったものの、メジャー初のホームスティールを決めるなど今季2度目の1試合2盗塁で勝利に貢献した。

 ヤンキースの先発は、今季ここまで8勝を挙げているタイロン。大谷は初回、一死無走者の場面で右腕と対戦し、カウント2-2後の直球を打ったが左飛に倒れた。

 エンゼルスは3回までタイロンの前にパーフェクトに抑え込まれていたが、1点を追う4回、先頭の1番・フレッチャーが右前打と二盗成功でチャンスメイク。続く大谷は無死二塁の好機で冷静に四球を選び好機を広げた。3番・ゴスリンは送りバント失敗に終わったものの、続く4番・ウォルシュの打席で二走・フレッチャーと一走・大谷が重盗に成功。好機を一死二、三塁に広げ、ウォルシュが逆転となる25号3ランを右翼席へ運んだ。

 大谷は5回の第3打席、二死二、三塁の好機で今季11度目となる敬遠。3番・ゴスリンの中前2点適時打で三塁へ進んだ。続くウォルシュの打席で一走・ゴスリンがスタートを切ると、捕手が二塁へ送球したあと三走・大谷は本塁突入。遊撃手からの返球がやや一塁側へ逸れる間に、大谷は左手でホームベースをタッチし6点目をもぎ取った。

 7回の第4打席は遊邪飛に倒れ、この日は2打数無安打で打率は.262に低下。それでも、四球で2度出塁したイニングは2度とも盗塁と得点を記録し、今季通算22盗塁目と足で存在感を示した。

 ヤンキースは1番・フレッチャーも2盗塁、3番・ゴスリンは1盗塁と、上位3選手で2度の重盗含む計5盗塁を記録。足攻めで3回までパーフェクトだったタイロンを攻略した。守りでは計5併殺を奪取。フレッチャーは守備でも再三の好守を披露した。本拠地でヤンキースに連勝し、28日(同29日)のパドレス戦から3連勝。今季通算66勝67敗となり、残る借金は1つとなった。

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ベースボールキング編集部

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