9月7日、お立ち台で決め台詞を連発した広島・坂倉将吾

○ 広島 8 - 7 中日 ●
<18回戦 マツダスタジアム>

 広島が土壇場9回に4点差をひっくり返す今季初のサヨナラ勝ちで4位浮上。最後はこの日規定打席に到達し打率ランキングトップに躍り出た坂倉将吾が逆転サヨナラ3ランを放ち、前カードから続く連勝を「3」に伸ばした。

 広島は4番・鈴木誠也の自身初となる4試合連続ホームランで先制したが、後半戦初勝利を目指す森下暢仁が6回途中9安打4四球4失点で逆転を許し降板。7回に鈴木がこの試合2本目となる24号ソロを左翼席を放り込んで1点差に迫るも、直後の8回表に4番手・コルニエルが1回もたず3失点と、終盤まで投打が噛み合わない苦しい展開だった。

 それでも9回、セーブがつかない4点差で登板してきた相手守護神のライデル・マルティネスを攻め立て、二死一・三塁から3番・西川龍馬、4番・鈴木が連続タイムリー。なおも二死一・二塁のチャンスで坂倉がカウント2-1から内角高めのストレートを振り抜くと、白球はカープファンが待つ右翼席を飛び込み大逆転。4点差をひっくり返す猛攻で今季初のサヨナラ勝ちを収めた。

 坂倉は規定打席にあと「4」として臨んだ試合で、決勝弾を含む4打数2安打1四球3打点の大活躍。8回の第4打席に四球を選んだ時点で規定打席に到達し、劇的な一発は自身初の2ケタ本塁打となる節目の10号3ラン。打率.332でDeNAのタイラー・オースティン(.324)を抜き、セ・リーグの打率ランキングトップに躍り出た。

 お立ち台に上がった坂倉は、熱気冷めやらぬファンの拍手に包まれ「最高です!」の決め台詞を連発。「誠也さんが調子いいので、絶対回ってくると思ってたので、なんとかしてやろうと思ってました」と最終打席を振り返りつつ、決勝打の瞬間は「あんまり覚えてないんで…。とりあえず勝ててよかったです」と安堵の表情。セ・リーグ首位打者については「そっとしておいてください」と控え目なコメントで、スタンドの笑いを誘った。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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