中日・福留孝介 (C)Kyodo News

◆ 一振りで流れを変えた44歳

 中日が最大4点差をひっくり返し、今季大きく負け越しているヤクルトを相手に逆転勝ち。2点ビハインドの7回に福留孝介が試合を振り出しに戻す同点2ランを放ち、8回のビッグイニングを呼び込んだ。

 福留は「5番・右翼」で先発出場すると、第3打席まで快音がなかったものの、2点差で迎えた7回二死一塁の場面で左腕・田口麗斗の2球目のストレートを一閃。打った瞬間に確信の一発は、バンテリンドーム最深部の右中間スタンドへ飛び込む起死回生の3号同点2ランとなった。

 12日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた真中満さんは「今日のこの当たりは全盛期を彷彿とさせるというか、ほぼ全盛期と同じような打球ですよね。センターの深いところなんで、よく飛んだなというバッティング」と、現役最年長の44歳が放った強烈な一撃を絶賛。

 今季は打率2割台前半を推移しているが「アベレージこそ高くないですけど、やっぱり存在感は抜群ですよね。なんかああいう場面で迎えると、相手からすると気持ち悪いんですよね」と、勝負強い打撃でチームを支える大ベテランを称えた。

 一方、現役時代に投手だった解説の齊藤明雄さんは「(投手は)神経使いますよ。いちばん大事なのはストレートの使い方ですよね」と、投手目線で福留との対戦における注目ポイントを解説。

 齊藤さんは「田口が打たれたのもストレートですよね。振り返って見ると『打ってください』というようなボールを投げてしまったかな。『ベテランにはストレート』と言うんですけど、コースをしっかり考えないと行けないですよ」と、田口の失投でもあった点を指摘した。

 とはいえ、失投を一振りで仕留める福留も圧巻。昇竜復活を掲げる中日には頼もしいベテランがいる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

藤田皓己 の記事をもっと見る

【PR】中日ドラゴンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

井上一樹新監督の下、3年連続最下位からの浮上を目指す中日。小笠原慎之介やライデル・マルティネスの抜けた穴をどう埋めるのか、また得点力不足の改善が上位進出のカギ!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む