◆ 代打を送られ4回で降板、防御率は4.32に悪化
パドレスのダルビッシュ有投手(35)が13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板。初回から5点を失うなどジャイアンツ打線に捕まり、4回6安打8失点でノックアウトされた。
初回、1番・ラステラにいきなり先頭打者弾を浴びると、一死後、3番・ラフに四球を与えたあと、4番・ウェイドには右中間突破の適時三塁打を許し2点目を失った。続くクロフォードには再び四球を与え、6番・ロンゴリアには痛恨の3ラン被弾。初回だけで2被弾含む3本の長打を浴び、瞬く間に5点を失った。
2回と3回はゼロを並べたが、1-5と4点ビハインドで迎えた4回、先頭の7番・ヤストレムスキーに右越えソロを浴び6失点目。二死後、2番・ベルトにも特大の右越え2ランを浴び1-8と突き放された。
ダルビッシュは5回の攻撃で代打を送られ降板。4回96球、4被弾含む6安打8失点。被本塁打数と失点は今季ワーストで、防御率は4.32に悪化した。
前回8日(同9日)のエンゼルス戦では6回1失点と好投し、11試合ぶりの白星となる8勝目(9敗)をゲット。ようやく長いトンネルを抜け出したが、メジャー最高勝率を誇るジャイアンツ打線に捕まり9勝目とはならなかった。