2021.09.21 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 2 | 終了 | 0 | 読売ジャイアンツ |
マツダスタジアム |
後半戦は4試合29イニングで僅か3失点
広島の左腕・床田寛樹投手が21日の巨人戦に先発し、9回を125球、被安打6、与四死球2という内容で無失点に抑え、プロ5年目で嬉しい初完封勝利を手にした。
この床田のピッチングに、21日に放送したCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次さんは「素晴らしいものを持っている。スタミナもあるし、体も丈夫。それでコントロールがいい。いつも完投できるくらいのスタミナはあるし、疲れない投げ方をしているので、もっともっと完投しましょう」とコメント。この日が自身2度目の完投となったが、十分なポテンシャルがあることを強調した。
また、同じく同日の放送に出演した解説者の大矢明彦さんは「今年の後半になって球持ちが非常に良くなった。粘ってボールを持てるので打者はタイミングがとりづらい。コントロールもいいので、このところはどのチームも打てていない」と主張。後半戦に入ってから好投を続けている左腕の変化を指摘した。
開幕ローテ入りを果たした今季は、初登板となった試合で勝利を手にしたものの、その後は4月、5月と計7試合に登板して0勝2敗と苦しみ、一軍選手登録を抹消されていた。しかし、後半戦に入って8月29日の阪神戦に登板すると、6回無失点と好投し、白星を獲得。その後の3試合はいずれも7回以上を投げて2失点以下というピッチングで後半戦は4戦3勝(1敗)、防御率1.17という好成績を残している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』