延長10回、タッチアップでサヨナラ生還を狙うも本塁で憤死した大谷

● エンゼルス 5 - 9 アストロズ ○
<現地時間9月22日 エンゼルス・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が22日(日本時間23日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2度の申告敬遠含むメジャー自己最多の1試合4四球を記録したが、チームは延長12回までもつれた接戦を落とし6連敗となった。

 初回、二死無走者の場面でアストロズの先発右腕・ガルシアと対戦。一発警戒の相手バッテリーはまともに勝負をしてくれず、ストレートの四球で一塁へ歩いた。イニング打先頭だった4回の第2打席も四球。続くゴセリンの打席で二盗を狙ったが、スライディングのあと勢い余ってベースから離れてしまいタッチアウトとなった。

 二死無走者だった6回の第3打席は一ゴロ。7回の第4打席は5-3と逆転し、なおも二死二塁だったが、申告敬遠で一塁へ歩き場内は大ブーイングに包まれた。無死二塁から始まるタイブレーク形式の延長10回も、先頭打者として打席に立ち四球。アストロズベンチは2球連続ボールになったところで申告敬遠を選択した。大谷はそのあと三塁へ進み、代打・フレッチャーの浅めの右飛で本塁へタッチアップ。しかし、相手右翼手の好返球に阻まれサヨナラ生還とはならなかった。

 4点を勝ち越された直後の12回は二死三塁の場面で空振り三振。この日は2打数無安打4四球で打率は.256。勝利最優先のアストロズバッテリーにまともに勝負してもらえず、46本塁打でランキング1位のゲレロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)とは1本差のままとなった。

 エンゼルスは7回に一挙5点を奪い一時リードを奪ったが、地区優勝が目前のアストロズに競り負け6連敗で借金8。延長10回は無死満塁、11回は一死三塁と2イニング連続で大チャンスを迎えたが、サヨナラの一打は生まれず12回表に一挙4点を失った。大谷は4度出塁したが本塁生還はゼロ。シーズンは残り10試合、今後も主力を欠き弱体化した打線が、大谷のタイトル争いに大きく影響しそうだ。

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ベースボールキング編集部

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