オリックス・中嶋聡監督

◆ 継投タイミング指摘「ムチを入れてもいい」

 オリックスは6位・日本ハムを迎えた本拠地2連戦をで連勝ならず。先勝して迎えたカード2戦目は、先発の田嶋大樹が序盤から失点を重ね、6回途中9安打4失点(自責3)で8敗目(6勝)を喫した。

 シーズン残り30試合をきり、首位ロッテと2.5差の優勝争いを繰り広げるなか、迎えた下位チーム相手の一戦。オリックスとしては是が非でも白星を掴みたいところだったが、田嶋が立ち上がりから日本ハム打線に捕まり主導権を渡す苦しい展開に。反撃したい打線も中軸が再三のチャンスで凡退し、最終盤の絶好機もあと一本が出なかった。

 オリックスは24日(金)から3位・楽天とホームで3連戦、中1日を挟んで28日(火)から首位・ロッテと敵地での首位攻防戦を控えており、この一週間がペナントレースの行方を左右するターニングポイントの一つになる可能性もある。

 23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた齊藤明雄さんは「本当にオリックスは残り試合が大事。特に明日からの6試合というのは最低でも4勝2敗。5割というわけにはいかない。絶対に勝ち越さなきゃいけないと思う」と話し、2カード連続で迎える上位との直接対決の重要性を強調。

 「今日の田嶋のように序盤に点を取られると、早めにスイッチしていくことも必要じゃないか。まだシーズンは終わらないけど、それくらいムチを入れてもいいと思う」と、早めの継投も辞さない選手起用の必要性を説いた。

 パ・リーグの上位争いは、23日終了時点で首位・ロッテから2.5ゲーム差でオリックス、さらにそこから2.5ゲーム差で楽天が続いている状況。ここにきて4位・ソフトバンクが上位相手に3連勝と復調の兆しを見せてきていることもあり、混戦の様相を呈している。

 オリックスは119試合を消化した時点で、西武以外の同一リーグ4球団に負け越しており、この一週間で激突する楽天とロッテに対しては、ともに7勝8敗4分で一つの負け越し。逆転優勝を実現させるためにも、まずはこの一週間でライバルとの星取を逆転しておきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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