国指定の難病との闘い
オリックスは24日、所属する西浦颯大選手(22)から現役引退の申し入れがあり、これを受理したことを発表。
9月28日にオセアンBSで行われるウエスタン・リーグ公式戦(広島戦)にて、引退セレモニーを実施することも決まった。
西浦は明徳義塾高から2017年のドラフト6位でオリックスに入団した高卒4年目・22歳の外野手。
俊足とそれを活かした守備、さらに強肩も武器に2019年には77試合に出場。早くから一軍で存在感を放っていたが、昨季は49試合と出場機会が減少。オフには国が指定する難病「両側特発性大腿骨頭壊死症」にかかっていたことを公表し、今季からは育成契約となっていた。
今年に入って手術を受け、4月に退院。8月には自身のSNSで練習を再開した姿をファンに報告していたものの、今年限りでプロ野球選手としてのキャリアにピリオドを打つことを決めた。