2021.09.25 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 2 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
京セラD大阪 |
投手3部門で堂々のトップ
オリックスの山本由伸投手が24日、先発予定の翌25日楽天戦(京セラドーム大阪)に向け、意気込みなどを語った。
今季はここまで防御率1.46、14勝5敗、165奪三振数という成績を残し、投手の主要タイトル3部門で首位を快走。目下のところ11連勝中と絶好調な山本だが、「とにかくひとつずつ1試合に集中してやるだけ」と慢心はない。楽天打線については「いろんなタイプのバッターがいる」と語り、だからこそ「しっかり自分のピッチングをしたい」と続けた。
投手3部門でトップの成績を残していることについても、「自分の数字はあまり気にはなってない」と主張。当然ながら、「それよりチームの順位が今いいところですし、シーズンも試合数が少なくなっているので、今はそっちが気になる」と、まずは優勝争いに焦点を当てている。
1イニングで3点以上与えないピッチングを続けていることに関しては「ホームランを打たれたり、連打が出たり、ピンチになった時にも点を与えない。ホームランを打たれた後だったり点を取られた後はしっかり切り替えて、崩れやすいところは気をつけて投げるようにしている」とコメントし、自ら成長を感じている部分に挙げた。
あすは優勝を争う楽天との一戦、計算できるエースの登板試合で勝ち星を積み重ねることができるか、早い段階で打線が援護したいところだ。
取材・文=どら増田