2021.10.06 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 2 | 終了 | 3 | 北海道日本ハムファイターズ |
京セラD大阪 |
「正尚さんのためにも」
前回登板でプロ初勝利を手にしたオリックスの山﨑颯一郎が5日、現在のチーム状況や先発する6日の日本ハム戦に向けた意気込みなどを語った。
9月28日に行われたロッテ戦で待望の初白星を手にした山﨑颯は、「1勝できて嬉しいですけど、まだ試合が残っているので、良いピッチング出来るように頑張りたい」とコメント。自身のピッチングに関しては「変化球、カーブにしろ全然入ってない。そこは入るようにしていきたい」と語り、落差の大きな変化球のコントロールに苦慮していることを明かした。
カーブに関しては「バッターが(打席に)立ったり試合になると、スピードが上がるので、それを計算して投げられるようにしたい」と語り、緩急をつけられるカーブの精度を上げ、持ち味のストレートを生かしたいとの考えを示した。
山﨑颯は首位を走るチーム状況についても言及し、「今年が一軍初なので首位の雰囲気はわからないけど、いい雰囲気。(吉田)正尚さんや西浦(颯大)にしても、いろいろあったので、その人たちのためにもという感じ。本当に全員で勝つという雰囲気なので、凄くいい」と、チームが一丸となっていることを強調。自身も「いい刺激というか、いい経験というか、自分が少しずつレベルアップしている雰囲気」を感じているという。
また、吉田正尚に初白星のお祝いをもらったことも明かし、「自分にはまだ早いようなバックを買ってくれたので、それが似合うような選手になるのと、正尚さんのためにもしっかり投げていきたい」とコメント。負傷離脱した吉田正尚への恩返しを誓った。
また、家族に電話で祝ってもらったエピソードを披露しつつ、「とりあえずひとつ親孝行はできた。ここからしっかり勝って楽しませたい」と、さらなる飛躍を誓った。
取材・文=どら増田