2021.10.13 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 2 | 終了 | 8 | 千葉ロッテマリーンズ |
京セラD大阪 |
マダックス目前で被弾も…
ロッテの石川歩が13日のオリックス戦に先発登板し、97球無四球で完投勝利を収め、チームの勝利に貢献した。
石川は初回に先取点の援護を受けると、2回に一死一、三塁のピンチを背負うも、前回の対戦で3ランを被弾しているT-岡田をシンカーで空振り三振に仕留め、続く伏見寅威を二飛に打ち取った。
その後は、3回、5回と打線の援護もあり、回を追うごとにテンポを上げて、ピンチらしいピンチもないまま9回二死までこぎつけた。100球以下での完封勝利“マダックス”まであと一人と迫ったが、紅林弘太郎にポテンヒットを許すと、杉本裕太郎に2ランを被弾。マダックス目前で完封も消えたが、続くモヤを1球で仕留め、無四球97球で完投勝利を飾った。
13日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた池田親興さんは「立ち上がりはちょっと苦しかった。芯に当てられて、それが正面を突く形だった」と振り返りつつ、「3回に4点をとってもらってからは、捕手との考え方の中でコースよりは緩急という意識になって、彼の良さが出てきた」と主張。「球数少なく、ドンドン攻めていく彼の良さが出た」と、その投球術に感嘆した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』