2021.10.14 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 6 | 千葉ロッテマリーンズ |
京セラD大阪 |
斎藤氏「本当に互角」
優勝へのマジック点灯がかかるパ・リーグの首位攻防カード3戦目は、ロッテが快勝を収め、マジックナンバー「9」を点灯させた。
ロッテは前後期制の1974年、プレーオフ制の2005年にリーグ優勝を果たしているが、1シーズン制での優勝マジック点灯は1970年以来51年ぶり。
残り試合数の関係で勝率1位のオリックスと0.5差の2位・ロッテにマジックが点灯する珍事となったが、依然として僅差なことは変わらず、1試合毎に状況が変わるほどの大接戦となっている。
オリックスが残り7試合を現状の勝率に最も近い4勝3敗(=勝率.5555)で切り抜けた場合、ロッテは残り10試合で5勝5敗の五分だと勝率.548で届かず、優勝するために必要な最低ラインが6勝4敗(勝率.5564)となる。
14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた谷繁元信さんは「数字的にはロッテにマジックが出ているんですけど、まだ有利なのはオリックスだと思うんです」と大激戦のパ・リーグ優勝争いについてコメント。
その理由について「ロッテも10試合のうち6個は勝たなきゃいけないんですよ。この状況でこの時期に6個勝つって、よっぽど勢いが出ていかないとキツイんですよ」と話し、ロッテの方が残り試合数が3試合多い点についても「多く残しても勝てる保証はない」と、簡単な戦いではないことを強調。
同じく番組に出演した斎藤雅樹さんも「本当に互角ですよ。あんまりマジック関係ないですね。1試合1試合戦っていくしかないんじゃないですか」と、両チームの激戦が最後までもつれるとの見解を示した。
両チームともに最短で19日に優勝の可能性があり、現状の試合日程では25日がオリックス、30日がロッテのシーズン最終戦。2週間後に笑っているのはどちらのチームだろうか…。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』