5戦5発の量産体制に突入した広島・鈴木誠也

● 阪神 2 - 4 広島 ○
<22回戦 甲子園>

 大逆転のクライマックス・シリーズ進出を目指す広島がソロ本塁打4本による一発攻勢で3連勝。試合がなかった3位・巨人とのゲーム差を「2.5」に縮めた。

 広島は3回、一死無走者の場面で高卒3年目の8番・林晃汰が左翼席へ先制の9号ソロを放り込むと、二死後に大卒2年目の1番・宇草孔基が弾丸アーチを右翼席へ叩き込み加点。若鯉のバットが相手先発・秋山拓巳を捉えて2点を先行した。

 さらに、これに呼応するかのように4番・鈴木誠也も奮起。2点リードの4回、カウント3-2から7球目のカーブをぐっとこらえて振り抜き3戦連発の37号ソロを左中間席へ放り込むと、申告敬遠を挟んだ8回二死無走者の場面で、今度はアルカンタラの154キロをかち上げ左中間席へ確信の38号。

 投げては先発の玉村昇悟が7回途中2失点と力投し、リリーフ陣は森浦大輔、島内颯太郎、栗林良吏が無失点リレー。玉村に今季4勝目(7敗)、栗林に18試合連続となる35セーブ目が記録された。

 2ホーマーを放った鈴木誠は3打数2安打2打点の活躍で、リーグトップの打率を「.325」にアップ。本塁打も直近5戦5発の量産体制に入り、39本塁打でトップに立つ村上宗隆(ヤクルト)と岡本和真(巨人)に1本差に詰め寄った。

 プロ野球における打率と本塁打のシーズン二冠は2004年に三冠王に輝いた松中信彦(ダイエー)以来出ておらず、セ・リーグでは1992年のジャック・ハウエル(ヤクルト)が最後。鈴木誠が達成すれば球団史上初となる。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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