東京ヤクルトスワローズ

首位・ヤクルト、勝利で優勝M2 大矢氏「一山を越えた」

ヤクルトナイン (C) Kyodo News

○ ヤクルト 6 - 4 巨人 ●
<25回戦 神宮>

 優勝マジック3の首位・ヤクルトが、3位・巨人に6-4で勝利し、優勝マジックを一つ減らして「2」にした。

 昼間に行われた2位・阪神が広島に勝利し、ヤクルトにとって絶対に負けられない一戦となったが、3回まで巨人の先発・戸郷翔征の前にノーヒットに抑え込まれる。

 4回に先頭・塩見泰隆の内野安打をきっかけに、村上宗隆、サンタナ、さらには先発の原樹理にも適時打を飛び出し、打者一巡の猛攻で6点を先制した。

 先発・原は5回まで無失点に抑える好投も6回に若林に適時打を浴びると、続く大城に左安を打たれたところで降板。2番手で登板した石山泰稚は、立岡宗一郎を空振り三振に打ち取ったが、廣岡大志に3ランを打たれ2点差に迫られる。

 それでも、7回・スアレス、8回・清水昇、9回・マクガフが無失点に抑え逃げ切った。

 24日にインターネットで実況生中継した『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた大矢明彦氏は、勝利したヤクルトについて「一山を越えたという勝利ですね。今日はゲーム始まる前では負けたらどうなるのという空気でしたけど、ヤクルトファンはほぼみんなそう思って、勝ったらガラッと明るくなりましたね。それにしても、ワンチャンスをモノにしましたね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

もっと読む