3回、中村の2点二塁打で生還し、雄たけびを上げるヤクルト・村上=横浜

● DeNA 1 - 5 ヤクルト ○
<25回戦 横浜>

 ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まった。優勝へのマジックを「2」として迎えた26日、ヤクルトは敵地で行われたDeNA戦に勝利し、2位の阪神が中日戦(甲子園)に敗れたため決定。ヤクルトは前回優勝の2015年シーズンに続いて、前年度最下位からの優勝となった。

 ヤクルトは10連戦中の9月22日に首位へ浮上すると、球団史上最長となる13試合連続無敗で9連勝をマークするなど加速。10月8日に優勝へのマジックナンバー「11」を点灯させ、最後は足踏みしながらも、マジック点灯から14試合かけて優勝を決めた。

 今季は山田哲人、村上宗隆の主軸に加えて、4月下旬から合流した新助っ人のホセ・オスナとドミンゴ・サンタナが打線に厚みをもたらし奮闘。交流戦の直前から「1番」に定着した塩見泰隆の働きも光り、26日終了時点で12球団唯一のシーズン600得点超えを達成した。

 課題と見られていた投手陣も、規定投球回到達者はいないものの、シーズン後半は小川泰弘、原樹理、高橋奎二に続いて、高卒2年目の奥川恭伸も登板間隔を空けながら主戦級の投球を披露。

 ホールドのシーズン日本記録を樹立した清水昇とスコット・マクガフの“勝利の方程式”を柱にリリーフ陣も充実しており、シーズン終盤は先発ローテの一角だった田口麗斗とアルバート・スアレスをブルペンへ配置転換。登板過多をカバーする投手運用もハマった。

 昨季まで2年連続最下位と苦杯を喫したが、今季は25日終了時点で打線がリーグ最多612得点を挙げ、投手陣もリーグ2位の防御率3.46と奮闘。得失点差は12球団ダントツの「+95」を記録するなど、投打がピタリと噛み合い6年ぶりのリーグ優勝を掴んだ。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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