稲葉ジャパン“五輪メンバー”も…
阪神は2日、ファームの清水雅治野手総合コーチ、山田勝彦バッテリーコーチ、高橋建育成コーチ、中村豊外野守備走塁コーチ、平野恵一打撃コーチが今季限りで退団することを発表した。
東京オリンピックで金メダルを獲得した稲葉ジャパンでも外野守備・走塁コーチを務めていた清水コーチは、中日と西武で現役時代を過ごし、引退後は西武、日本ハム、ロッテ、楽天で外野守備・走塁コーチを歴任。矢野政権1年目の2019年シーズンから一軍ヘッドを務め、今季から二軍野手総合コーチに配置転換されていた。
山田コーチは2005年に引退後、楽天とオリックスで指導者キャリアを積み、2013年から古巣・阪神に復帰。中村コーチは引退した翌年の2008年シーズンから今季まで14シーズンに渡ってコーチを務めていた。
平野コーチと高橋コーチは、金本知憲前監督の初年度にあたる2016年シーズンから阪神のコーチに就任し、6年目の今季を最後に退団。
阪神の二軍は今季、3年ぶり6度目となるファーム日本一に輝いたが、新シーズンへ向けてコーチングスタッフの顔ぶれが刷新されることになる。