【CSファーストステージ第1戦】
○ ロッテ 5x － 4 楽天 ●
＜11月6日　ZOZOマリン＞

「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」が6日に開幕。初戦はロッテ（2位）が楽天（3位）をサヨナラ勝ちで下し、リーグ王者・オリックスが待つファイナルステージ進出に王手をかけた。

　ロッテは先発マウンドを託された佐々木朗が、6回1失点（自責点0）10奪三振の快投。打線は1点を追う3回、4番・レアードの逆転2点適時打などで3点を奪い、2点リードで終盤を迎えた。

　しかし7回、2番手の国吉が3四球を与え降板。二死満塁でリリーフした3番手・唐川が走者一掃の適時二塁打を浴び3－4と逆転された。それでも再び1点を追う8回、途中出場のエチェバリアが起死回生の同点ソロを左翼席中段へ運び同点。9回は一死二塁で代打・佐藤都が右中間突破の適時二塁打を放ちサヨナラ勝ちした。

　お立ち台に上がった佐藤都は「言葉に表せないくらいうれしいです。自分の打てる球をしっかり打とうと思って振り抜きました。宮城での試合（楽天に敗れオリックスの優勝が決まった試合）で最後のバッターになってしまった。そういう気持ちもあったので、うれしさ爆発でした」と劇的な一打を振り返った。