発表は日本時間19日
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が8日(日本時間9日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグMVPの最終候補3名に名を連ねた。
MVPの発表は18日(同19日)に行われ、大谷が選出されると、日本選手では2001年のイチロー以来、20年ぶり2人目の快挙となる。
数々の偉業を成し遂げた今季の大谷の成績を振り返ると、打者としてはメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。投手では23登板で9勝2敗、防御率3.18を記録した。出場158試合のうち、投打同時出場が20試合と、まさに“二刀流”として戦い抜いた驚異的なシーズンだった。
その他のファイナリストには、シーズン終盤に大谷を抜き去り48本で本塁打王に輝いたブルージェイズのウラジーミル・ゲレロJr.と、45本塁打を放ったブルージェイズのマーカス・セミエンが選出されている。
▼ MVP最終候補3選手の成績
・大谷翔平(エンジェルス)
打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁 OPS.964
23登板(130回1/3)9勝2敗 防御率3.18 156奪三振
・ゲレロJr.(ブルージェイズ)
打率.311 48本塁打 111打点 OPS1.002
・セミエン(ブルージェイズ)
打率.265 45本塁打 102打点 15盗塁 OPS.872