◆ チームのCS進出を決める一打に
10・11月度の『スカパー!サヨナラ賞』受賞選手が発表となり、セ・リーグはヤクルトの山田哲人選手が、パ・リーグはロッテの岡大海選手が、それぞれ2度目の受賞となった。
今年の3・4月度以来、2度目の受賞となった岡は、10月15日にZOZOマリンで行われた対ソフトバンク戦、1-1の同点で迎えた9回裏、二死一塁の場面で左中間にサヨナラ2ランを放ち、チームのCS進出を決めた。
今回の受賞を受け、岡は「まさかこのような賞を2回も貰えるとは思っていなかった。自分でもびっくりしているし、こういったシチュエーションをチームの仲間が作ってくれて、チームの勝利に貢献できる一打を打てた事が嬉しい」とコメント。「最初は後ろの打者に繋ぐ気持ちだった」という岡だったが、3-1とボール先行となり「カウントが整ったので「思い切っていこう」といった結果がホームランになったと思う」と、自身の打席を振り返った。
自身の一発に関しては「率直にすごく嬉しかったし、皆んなが迎えてくれてさらにその嬉しさが増したかなと思う」と語り、「自分自身もアピールするのに必死でしたし、チームも優勝争いをしている中だったので、なんとか力になりたいという一心で頑張った」と、その胸中を明かした。
なお、受賞選手には、スカパーJSAT株式会社からトロフィーと賞金30万円が贈られる。