2021.11.12 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 3 | 千葉ロッテマリーンズ |
京セラD大阪 |
スローガン体現「神助っ人に脱帽」
『2021 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージはオリックスが3勝1分けで突破。レギュラーシーズン2位から日本シリーズ進出を目指したロッテはリーグ王者の前にストレート負けを喫し、2021年シーズンの戦いを終えることになった。
優勝へのマジックを点灯させながら、シーズン141試合目でリーグ制覇を逃し、CS最終戦は9回に守護神が同点に追いつかれての劇的決着。頂点が見えていたロッテにとってはショッキングなラストになってしまったが、今季最終戦となったCSファイナルステージ第3戦では、右足の骨折が完治しないまま出場を続けていたレオネス・マーティン選手が魂の激走を見せ、並々ならぬ勝利への執念をみせた。
ロッテが1点ビハインドの7回、先頭打者のマーティンは中前安打で出塁すると、続くエチェバリアの左飛で二塁へタッチアップ。左翼手・ラベロの一瞬のスキを突く好走塁で得点圏へ進み、二死後の代打・佐藤都志也の中前安打で同点のホームに生還した。
『パーソル パ・リーグTV』の公式Youtubeアカウントでは「マーティン『魂のタッチアップ』がマリーンズ打線に火をつけた!!」とのタイトルでマーティンの好走塁を紹介。
ファンからは「チームプレーに徹する神助っ人に脱帽」「骨折しながらの強行出場で、この全力プレー泣けてくる」「ほんと最高の助っ人だよ」「来年も頼むぞ!」とのコメントが寄せられ、「ロッテファンに偉人と呼ばれている意味が理解出来た」「敵ながら本当に最高のプレー」と、他球団ファンからの賛辞も続いた。
今季は「この1点を、つかみ取る。」をスローガンに掲げて戦ってきたロッテ。惜しくも日本一を決める舞台には届かなかったが、今季最終戦でもその姿勢は貫いた。