全記者が大谷に投票
MLBは18日(日本時間19日)、『MLBネットワーク』の番組内で今季の最優秀選手(MVP)を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(27)がア・リーグのMVPに輝いた。
ア・リーグの最終候補3選手に名を連ねていた大谷は、全米野球記者協会(BBWAA)会員30人の全記者が1位に選出。1位票満票で「420ポイント」の支持を集め、2001年のマリナーズのイチロー以来、日本選手では2人目の快挙を成し遂げた。
今季は、打者として打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁、投手としては23試合に登板(130回1/3)、9勝2敗、防御率3.18 156奪三振という成績を残し、まさに投打の“二刀流”として歴史的な活躍を披露した。
なお、ナ・リーグのMVPは、打率.309、35本塁打、84打点、メジャートップのOPS1.044という成績を残したフィリーズのブライス・ハーパーが「348ポイント」を得て2015年以来、自身2度目のMVPを受賞した。
▼ ア・リーグMVP最終候補3選手の成績
<420ポイント>
・大谷翔平(エンジェルス)
打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁 OPS.964
23登板(130回1/3)9勝2敗 防御率3.18 156奪三振
<269ポイント>
・ゲレロJr.(ブルージェイズ)
打率.311 48本塁打 111打点 OPS1.002
<232ポイント>
・セミエン(ブルージェイズ)
打率.265 45本塁打 102打点 15盗塁 OPS.872