◆ 周囲への感謝を強調
MLBは18日(日本時間19日)、『MLBネットワーク』の番組内で今季の最優秀選手(MVP)を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(27)がア・リーグのMVPに輝いた。
投票を行った全米野球記者協会(BBWAA)会員30人の全員が大谷を1位に選出。1位票満票の「420ポイント」を得て快挙を成し遂げた大谷は、番組内で「すごく嬉しいですし、まずは投票してくれたBBWAAの記者の皆さんと、チームメイト、監督、コーチ、あとはファンの皆さん、またトレーナーと僕の手術をしてくれたお医者さんの皆さん、支えてくれた皆さんに感謝します」と喜びを口にした。
さらに、今季の中で印象に残っている瞬間を問われると、「テレビで見ているような選手と一緒にやらせてもらうことはなかったので、オールスターはすごく良い経験になりました」と述べ、MLB史上初となる投打同時出場を果たした夏の祭典を候補に挙げた。
また、アメリカ地でMVPを受賞する姿を想像できたかとの問いには「とりたいなとは思っていましたけど、それでも日本で最初に(二刀流を)やるとなった時よりは、アメリカに来たときの方が受け入れられる雰囲気というのがあったので、それは感謝していますし、アメリカ全体のファンの人やチームに感謝しています」と答え、新たな挑戦を受け入れてくれたアメリカという国の懐の深さに謝辞を述べた。