3球団を渡り歩いた渡米2年目、パイレーツで復調
パイレーツからフリーエージェントになっていた筒香嘉智外野手(29)が24日(日本時間25日)、パイレーツと単年契約で合意に達したと地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット(電子版)」が報じた。
筒香は渡米2年目の今季、レイズで開幕を迎えたが、26試合の出場で打率.167、0本塁打、5打点と低迷。浮上のきっかけをつかめぬまま5月11日(同12日)にメジャー出場の前提となるロースター40人枠から外すDFAの手続きを取られ、事実上の戦力外となった。同15日にドジャースへ移籍したが、2球団目でも12試合の出場で打率.120、0本塁打、2打点と結果を残せず。6月9日(同10日)に右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りし、そのままメジャー出場の前提となる40人枠から外れた。
それでも、ドジャース傘下の3Aオクラホマシティーで結果を残し、8月中旬にパイレーツへ移籍。新天地では9月以降スタメンに定着し、43試合の出場で打率.268、8本塁打、25打点、OPS.883と長打力を発揮した。
同紙によると、年俸400万ドル(約4億6000万円)の単年契約。今季、借金40でナ・リーグ中地区最下位に沈んだパイレーツ再建の一翼として期待される。