2021.11.27 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 2 | 東京ヤクルトスワローズ |
ほっと神戸 |
中6日での登板がない奥川
「SMBC日本シリーズ2021」は第5戦までが終了。
ここまでの5試合中4試合が1点差ゲームという激戦が続いており、ヤクルトが3勝2敗と王手をかけている。
しかし、27日からはオリックスの本拠地・ほっともっと神戸に舞台を移しての最終決戦。
近年稀に見る接戦となっている今シリーズが、どのような決着を見るのか…。大きな注目が集まるところだ。
今回の日本シリーズは予告先発を行わないこともあり、先発投手の予想も楽しみの一つとなっているが、25日の試合終了後には、オリックスの中嶋聡監督がエース・山本由伸の先発を明言。初戦で先発した沢村賞右腕を立て、3勝3敗のタイに持ち込もうとしている。
一方、王手をかけているヤクルトはと言うと、様々な可能性が考えられている。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、第6戦の先発投手を「オリックス・山本由伸」「ヤクルト・高梨裕稔」と予想した。
今シリーズの初戦では、上述の通りオリックスは山本、ヤクルトは奥川恭伸が先発。山本が6回1失点、奥川も7回1失点と好投したが、高卒2年目の奥川は今季、中6日で回ったことがないのだ。
番組MCを務めた高木豊さんは「ヤクルトの方がちょっとわからない。奥川もいいけど、奥川と髙橋をセットにして第7戦まで考えるのか。なかなか難しい」とコメント。
CSファイナルステージから好投を続けている奥川の起用を推したい一方で、「(奥川は)シーズン中のことを考えると、中6日でいったことがないので予想がつかない。そこを不安がっていると、やっぱ違うのかな」との見解を示し、頭を悩ませる。
果たして、この大一番で“中6日”の解禁となるのか。はたまた第7戦の“最終決戦”に備えるのか…。
信頼度抜群の高卒2年目右腕の起用法にも、注目が集まるところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』