高津監督の元所属チームがSNS投稿
韓国プロ野球(KBO)のキウム・ヒーローズは29日、球団公式Instagramを更新。かつてチームに所属していたヤクルト・高津臣吾監督(53)の日本一を祝福するメッセージを投稿した。
ヒーローズは2008年に「ウリ・ヒーローズ」の名前で誕生。前年の2007年シーズン終了後にヤクルトから戦力外通告を受けていた高津は、当時39歳の年齢で新球団のヒーローズに加入し、18試合に登板して1勝敗8セーブ、防御率0.86の好成績をマーク。わずか1シーズン限りの所属だったが、球団草創期を支えたクローザーとして球団史に名前を残していた。
ヒーローズの球団公式アカウントは「創団初年度のクローザーとして活躍された高津臣吾監督の日本シリーズ優勝を祝福します」と韓国語で投稿。日本語でも「2021日本シリーズ優勝おめでとうございます」とキャプションを添えて、ヒーローズのユニフォーム姿でマウンドに立つ現役当時の高津監督の写真を投稿した。
高津監督は現役時代にヤクルトの他、メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックスや米マイナー、韓国と台湾、日本の独立リーグでもプレー。2014年シーズンから古巣ヤクルトのコーチングスタッフに加わり、2020年シーズンから一軍監督に就任すると、今季はチームを球団史上20年ぶり6度目となる日本一に導いた。