今季の悔しさを糧に
西武は30日、岡田雅利選手(32)が国内FA権を行使して残留することを発表した。
岡田は「僕自身、埼玉西武ライオンズというチームが大好きです!この大事な仲間とともにパ・リーグ優勝、そして日本一を掴み取ることが自分にとって一番の幸せだと感じています」とチームへの愛着を口にし、「今年はチームとしても非常に悔しい想いをしました。来季はこの悔しさを忘れず、またライオンズでプレーできることに喜びを感じながら、頂点を目指して戦っていきたい。ライオンズファンの皆さま、これからもよろしくお願いいたします!」と巻き返しを誓った。
今季は34試合の出場にとどまったが、首脳陣からは勝負強い打撃やピンチバンターとしての役割も期待され、その明るい性格でチームのムードメーカーとしても活躍。首脳陣やチームメイトからも信頼されており、選手としても、その他の部分でもチームに必要不可欠なピースとなっている。
岡田は大阪桐蔭から大阪ガスを経て13年のドラフト6位で西武に入団。通算324試合の出場で、打率.217、6本塁打、40打点という成績を残している。