ソフトバンクは30日、サファテが今季限りで現役引退することを発表した。
サファテは11年から2年間広島でプレーし、13年は西武に所属。14年から入団したソフトバンクでは“絶対的な守護神”として、15年から3年連続で最多セーブのタイトルを獲得。17年にはシーズン日本新記録となる54セーブを挙げた。18年以降は故障に悩まされ、19年以降は一軍登板がなかった。
球団を通じてサファテがコメントを発表している。
本⽇(11⽉30⽇)をもって、私と福岡ソフトバンクホークスとの契約が終了しました。この3年間は私のキャリアの中で最も厳しいシーズンでしたが、素晴らしいものにはいつか終わりが訪れます。
私は、これ以上ない最⾼のフロントオフィス、コーチ、選⼿たちが揃った最も素晴らしいチームでプレーする機会に恵まれました。その間、⽇本⼀5回、リーグ優勝も3回果たすことができました。2014年シーズンから私にチャンスを与えてくれたホークスに感謝したいと思います。
まず最初に、孫オーナーに感謝します。彼はどんな犠牲を払っても勝利を求める⽅で、いつも優勝を狙えるチームを準備してくださり、また選⼿としての私を信頼してくださり、ありがとうございました。
また後藤社⻑と三笠 GM にも、私が故障してチームに貢献できなくなった間もずっと私を励まし、サポートしてくださったことに感謝します。私にとって初めてのホークスの監督だった秋⼭さん。2014 年に私をクローザーとして使い始めてくれ、常に私のことを信じ続けてくれたことに感謝します。
そして⼯藤さんにも感謝しなければなりません。皆さんは知らないかもしれませんが、⼯藤さんと奥様は常に私のことをサポートし続けてくれました。たくさんのメッセージを送ってくれたり、私がリハビリを⾏っている間にわざわざアリゾナまでサプライズで会いに来てきてくれたり。。。彼のリーダーシップとサポート、そして私の家族に対する愛に感謝します。
ホークスで過ごした8年間で関わった全てのコーチにも感謝します。あなた⽅は私の⼈⽣の中で⾮常に⼤きなものであり、共に過ごした数々のシーズンは私にとってとても⼤切なものです。
チームメイトのみんなの⻑年にわたるサポートと愛にも感謝します。あなた⽅は私がホークスに加⼊した初⽇から家族のように受け⼊れてくれて、⼀緒に戦い味わった数々の勝利、⼣⾷、苦しい⽇々、その全てが私にとっては⼤切な思い出です。
そして他のチームメイトとは別にコメントしなければならない選⼿が数⼈います。
まずは細川(細川亨)さん。会った初⽇から私にスプリットを投げさせ、私に新しいチャレンジをさせながら、レベルアップさせてくれました。髙⾕さん、あなたはいつも私の気持ちをくんでリードをしてくれ、私が投げるイニングを楽にさせてくれました。拓也さん、あなたは、私はクイックが苦⼿だったのに、よく盗塁を刺してくれました。私をより良いピッチャーにしてくれたあなた⽅に⼼から感謝します。
先発投⼿のみんな。いつも⾃分のことを信頼してくれ、セーブの機会を作ってくれてありがとう。皆さんの頑張る姿、トレーニングにも真剣に取り組む姿を⾒るのがとても⼤好きでした。
リリーフのみんな。ブルペンで私の冗談を笑ってくれ、私の話を聞きたくない時でも話をさせてくれ、試合に呼ばれた時にはいつも100%の⼒を出し切ってくれてありがとう。我々はNPBで最⾼のブルペン陣だったと思います。みんなが持っている才能は最⾼のレベルにあると思います。あなた達と⼀緒に過ごした時間がとても恋しいです。
ユイト・モリ。
僕と親友になってくれてありがとう。あなたのお陰でレベルアップできました。少しでも⾃分が気を抜けば、すぐにあなたが私のクローザーの仕事を取ることを分かっていたからです。いつも⼀緒にトレーニングをしながら、あなたはとてもよく頑張りました。あなたや仲間たちと⾏ったディナー、あなたのそのキャラが恋しく感じます。あなたのこれまでの頑張りにより今のあなたがあるのです。9回はあなたのものです、250セーブ⽬指して頑張ってください!!!
そして最後にファンの皆さんにも感謝しなければなりません。皆さんは本当に私のことを熱⼼にサポートしてくれました。私が故障で苦しんでいた時でも家族と⼀緒に街を歩いていたら皆さんから愛情たっぷりの声をかけてもらいました。それがとても⼼地よく、⼤好きでした。皆さんのお陰で私はたくさんの困難も乗り越えてくることができました。
⽇本は第2の故郷です。⽇本で過ごした11年間に学んだ多くのこと、出会った多くの友、信じられないほど多くの美味しい⾷べ物。それらすべてを愛していますが、何よりも私は⽇本の⽂化の⼀部にすっかりハマってしまいました。⽇本で過ごした時間を永遠に⼤切にしたいと思います。
神様のご加護により、⽇本で野球ができ、成功を楽しむことができたことに感謝します。⼈は結果ではなく、そこまでに費やした時間や努⼒、そしてコミュニティのために何を成したかで意味づけられます。これこそが、私が最も誇りに思っていることなのです。
最近トレーニングをしていて、段々と良くなる感じがあるため、来年もまたマウンド復帰を⽬指して頑張ってみようかと思っていましたが、先⽇、妻が妊娠していることが判明し、私がこれまでのように復帰に向けてチャレンジすれば彼⼥に負担がかかってしまいます。
神様を信望する家族として、私たちは話し合い、ここで私の現役野球⼈⽣にピリオドを打つことを決めました。私はこの先もう野球をプレーすることはありませんが、将来的にはこれまでの経験とチームメイトの成⻑をサポートした経験を活かし、ホークスがこの先も常勝チームであり続けるために何らかのお⼿伝いができればと願っています。これは永遠のお別れではなく、⼀時的なものです。また近いうちにお会いしましょう︕
King of Closer
(ニッポン放送ショウアップナイター)
サファテは11年から2年間広島でプレーし、13年は西武に所属。14年から入団したソフトバンクでは“絶対的な守護神”として、15年から3年連続で最多セーブのタイトルを獲得。17年にはシーズン日本新記録となる54セーブを挙げた。18年以降は故障に悩まされ、19年以降は一軍登板がなかった。
球団を通じてサファテがコメントを発表している。
本⽇(11⽉30⽇)をもって、私と福岡ソフトバンクホークスとの契約が終了しました。この3年間は私のキャリアの中で最も厳しいシーズンでしたが、素晴らしいものにはいつか終わりが訪れます。
私は、これ以上ない最⾼のフロントオフィス、コーチ、選⼿たちが揃った最も素晴らしいチームでプレーする機会に恵まれました。その間、⽇本⼀5回、リーグ優勝も3回果たすことができました。2014年シーズンから私にチャンスを与えてくれたホークスに感謝したいと思います。
まず最初に、孫オーナーに感謝します。彼はどんな犠牲を払っても勝利を求める⽅で、いつも優勝を狙えるチームを準備してくださり、また選⼿としての私を信頼してくださり、ありがとうございました。
また後藤社⻑と三笠 GM にも、私が故障してチームに貢献できなくなった間もずっと私を励まし、サポートしてくださったことに感謝します。私にとって初めてのホークスの監督だった秋⼭さん。2014 年に私をクローザーとして使い始めてくれ、常に私のことを信じ続けてくれたことに感謝します。
そして⼯藤さんにも感謝しなければなりません。皆さんは知らないかもしれませんが、⼯藤さんと奥様は常に私のことをサポートし続けてくれました。たくさんのメッセージを送ってくれたり、私がリハビリを⾏っている間にわざわざアリゾナまでサプライズで会いに来てきてくれたり。。。彼のリーダーシップとサポート、そして私の家族に対する愛に感謝します。
ホークスで過ごした8年間で関わった全てのコーチにも感謝します。あなた⽅は私の⼈⽣の中で⾮常に⼤きなものであり、共に過ごした数々のシーズンは私にとってとても⼤切なものです。
チームメイトのみんなの⻑年にわたるサポートと愛にも感謝します。あなた⽅は私がホークスに加⼊した初⽇から家族のように受け⼊れてくれて、⼀緒に戦い味わった数々の勝利、⼣⾷、苦しい⽇々、その全てが私にとっては⼤切な思い出です。
そして他のチームメイトとは別にコメントしなければならない選⼿が数⼈います。
まずは細川(細川亨)さん。会った初⽇から私にスプリットを投げさせ、私に新しいチャレンジをさせながら、レベルアップさせてくれました。髙⾕さん、あなたはいつも私の気持ちをくんでリードをしてくれ、私が投げるイニングを楽にさせてくれました。拓也さん、あなたは、私はクイックが苦⼿だったのに、よく盗塁を刺してくれました。私をより良いピッチャーにしてくれたあなた⽅に⼼から感謝します。
先発投⼿のみんな。いつも⾃分のことを信頼してくれ、セーブの機会を作ってくれてありがとう。皆さんの頑張る姿、トレーニングにも真剣に取り組む姿を⾒るのがとても⼤好きでした。
リリーフのみんな。ブルペンで私の冗談を笑ってくれ、私の話を聞きたくない時でも話をさせてくれ、試合に呼ばれた時にはいつも100%の⼒を出し切ってくれてありがとう。我々はNPBで最⾼のブルペン陣だったと思います。みんなが持っている才能は最⾼のレベルにあると思います。あなた達と⼀緒に過ごした時間がとても恋しいです。
ユイト・モリ。
僕と親友になってくれてありがとう。あなたのお陰でレベルアップできました。少しでも⾃分が気を抜けば、すぐにあなたが私のクローザーの仕事を取ることを分かっていたからです。いつも⼀緒にトレーニングをしながら、あなたはとてもよく頑張りました。あなたや仲間たちと⾏ったディナー、あなたのそのキャラが恋しく感じます。あなたのこれまでの頑張りにより今のあなたがあるのです。9回はあなたのものです、250セーブ⽬指して頑張ってください!!!
そして最後にファンの皆さんにも感謝しなければなりません。皆さんは本当に私のことを熱⼼にサポートしてくれました。私が故障で苦しんでいた時でも家族と⼀緒に街を歩いていたら皆さんから愛情たっぷりの声をかけてもらいました。それがとても⼼地よく、⼤好きでした。皆さんのお陰で私はたくさんの困難も乗り越えてくることができました。
⽇本は第2の故郷です。⽇本で過ごした11年間に学んだ多くのこと、出会った多くの友、信じられないほど多くの美味しい⾷べ物。それらすべてを愛していますが、何よりも私は⽇本の⽂化の⼀部にすっかりハマってしまいました。⽇本で過ごした時間を永遠に⼤切にしたいと思います。
神様のご加護により、⽇本で野球ができ、成功を楽しむことができたことに感謝します。⼈は結果ではなく、そこまでに費やした時間や努⼒、そしてコミュニティのために何を成したかで意味づけられます。これこそが、私が最も誇りに思っていることなのです。
最近トレーニングをしていて、段々と良くなる感じがあるため、来年もまたマウンド復帰を⽬指して頑張ってみようかと思っていましたが、先⽇、妻が妊娠していることが判明し、私がこれまでのように復帰に向けてチャレンジすれば彼⼥に負担がかかってしまいます。
神様を信望する家族として、私たちは話し合い、ここで私の現役野球⼈⽣にピリオドを打つことを決めました。私はこの先もう野球をプレーすることはありませんが、将来的にはこれまでの経験とチームメイトの成⻑をサポートした経験を活かし、ホークスがこの先も常勝チームであり続けるために何らかのお⼿伝いができればと願っています。これは永遠のお別れではなく、⼀時的なものです。また近いうちにお会いしましょう︕
King of Closer
(ニッポン放送ショウアップナイター)