ロッテ・和田康士朗(撮影=岩下雄太)

 ロッテの和田康士朗が24日の楽天戦で今季初安打を放った。

 7回の守備から途中出場した和田は3-8の8回一死一、二塁の第1打席、加治屋蓮が1ボール1ストライクから投じた3球目のカットボールをライト前に弾き返し、今季初安打をマークした。

 “代走・守備固め”がメインの和田は今季ここまで13試合に出場しているが、スタメン出場は1度もなし。わずかに5打席しか立っていない。

 少ない打席で結果を残そうと、試合前の打撃練習では変わらずセンターから反対方向に強い打球を打っている。ZOZOマリンスタジアムの試合前練習で反対方向に鋭い打球を飛ばしていた開幕直後の取材で、「そう(状態がいい)思ったらダメだとわかっているので、そう思わないようにしています」と、自身の打撃内容に一喜一憂することなく、黙々と打撃練習を行っていた。そんな中で、嬉しい今季初安打となった。

◆ 代走での心構え

 この日、今季初安打を放ったとはいえ、和田が現状求められる役割といえば、試合終盤の1点を争う場面での代走だ。

 5月16日のオリックス戦では、0-0の6回一死一、三塁で、一塁走者・山口航輝の代走で登場すると、佐藤都志也の2球目に二塁盗塁成功。佐藤のレフト前に落ちる安打で、判断よく二塁からホームインする好走塁を見せた。

 16日のオリックス戦の走塁について、「守備位置はもちろん確認しましたし、それでも一瞬、止まってしまうことがあったので、そこは改善点かなと思います」と反省。

 代走で出場した際、考えていることについても「16日のオリックス戦のセカンドランナーだったら、前進しているのでリードをなるべくショートがいる位置まで取るというのはあったんですけど、リードをとっていたので、シングルヒットで絶対に還らなければいけないというのはありました」と明かした。

 盗塁はここまで2つだが、「バッターのことを考えたら、早いカウントで行くのが一番。なるべく早いカウントで走りたいと思っています」と、いずれも3球目以内に決めている。

 昨季はファームで過ごす時間が多く、“代走”として一軍で本格的に出場するのは2年ぶり。2年前に比べて、スタートを含めて今季変えたことはあるのだろうかーー。

 「スタートの姿勢とかは変えていないですけど、監督が変わって走塁に対する考え方も変わるので、しっかり今のやり方に合わせなくちゃいけないなと思います」

 26日からは交流戦が始まる。セ・リーグ主催試合では投手が打席に入り、和田の出場機会が増えそうだ。「DHが入らないということは、中盤で代打とかでいく場面が多いと思う。足でいく場面もあると思うので、しっかり準備を早めにしていきたいと思います」。与られた出場機会で、存在感を示していくつもりだ。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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