鶴岡氏は『GAORA』で来年1月に解説者デビュー
パドレスのダルビッシュ有投手(35)が26日、自身のツイッターを更新。今季限りで現役を引退した日本ハム時代の“専属捕手”である鶴岡慎也氏(40)の感謝メッセージに反応した。
鶴岡氏は自身のインスタグラムで「2021年も残りわずかとなりました。引退した今年の内に、どうしても感謝の気持ちを伝えたい相手がいます。サンディエゴパドレスで活躍中のダルビッシュ有投手です」と書き出し、「彼は歳こそ5つ下ですが、心技体、全てにおいて僕を成長させてくれました!」と、心・技・体に分け具体的なエピソードをつづった。
『技』については、「彼のエグい球。特に140kmスライダーと145キロkmフォークのワンバウンドを止めることは、何よりの練習でした。当時、広い札幌ドームでワンバウンドを逸らせば、二塁走者がホームまで還ってしまうプレッシャーを感じていました。川﨑宗則、本多雄一、片岡易之ら韋駄天たちの重圧と戦いながら、大きく成長できたと思います」と当時を回顧。その他にもメンタル面やトレーニング面でのエピソードなどを振り返りながら、最後は「コロナが収まったら、アメリカにも取材へ行きたいなぁー。ダル、いい思い出をありがとう!」と締めくくった。
この投稿にダルビッシュが反応。“専属捕手”の感謝メッセージに「どこでどのタイミングで泣かしにくるんですか」と、泣き笑いの絵文字つきでツイートした。
鶴岡氏は入団テストを経て2002年のドラフト8巡目で日本ハムに入団。FA移籍した2014年からは4年間ソフトバンクでプレーし、2018年に再びFAで古巣の日本ハムに復帰した。2019年からは一軍バッテリーコーチを兼任。今オフ現役引退を決断し、来年1月9・10日に日本ハムの新人合同自主トレを生中継するCS放送『GAORA』にて、解説者デビューすることを自身のツイッターで報告した。