昨季はルーキー級で打撃コーチ
ニューヨーク・ヤンキース傘下1Aタンパ・ターポンズにて、マイナーリーグ初の女性監督が誕生するようだ。米メディアが現地9日に伝えている。
チームの指揮を任されるレイチェル・バルコベック氏(34)は、大学卒業までソフトボール選手としてプレーし、2012年にストレングス&コンディショニングコーディネーターとしてカージナルスと契約。
その後もマイナーリーグで指導者キャリアを積むなか、オランダ留学を経て、動作解析で有名なトレーニング施設「ドライブライン」でも従事した経験を持つ。2019年にヤンキースから打撃コーチとして採用され、女性としてはMLB初の常勤コーチとなったことが話題になった。
コロナ禍によりマイナーリーグが開催されなかった2020年はオーストラリアリーグで打撃コーチ、昨季は1A以下のルーキー級FCLヤンキースの打撃コーチを務めていた。