昨季34試合に登板したリリーフ右腕
楽天は10日、森原康平投手(30)が7日に岡山県内の病院で右肘のクリーニング手術を受けたと発表した。
森原は新日鉄住金広畑から2016年ドラフト5位で楽天に入団した右腕。1年目から42試合に登板する活躍を見せると、19年には自己最多64試合に登板し、防御率1.97、33ホールドポイントの好成績をマーク。
翌20年はクローザーとして開幕を迎えながら故障に悩まされて大きく数字を落としたが、昨季は34試合に登板して3ホールドポイント、防御率2.78の成績。完全復活への足がかりとなるシーズンを過ごした。
球団は「リハビリの状況を見ながら復帰を目指す」としており、復帰時期は未定。
昨年にクリーニング手術を受けた投手の中では、オリックス・山岡泰輔が術後2カ月程で実戦登板するスピード復帰を果たしているが、その後の投球に制限を課していたこともあり、森原が開幕一軍でフル回転するのは微妙なラインとなりそうだ。