ニュース 2022.01.20. 10:00

ロッテ、イースタン制覇メンバーが多くA組入り 結果でアピールを!

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ロッテの森遼大朗(撮影日=2021年11月20日)[撮影者=岩下雄太]

キャンプメンバー振り分け


 ロッテの2022年石垣島キャンプメンバーの振り分けが19日に発表されたが、A組には昨季2014年以来7年ぶりにイースタン・リーグを制したメンバーが多く含まれた。

 投手では、昨季イースタン・リーグトップの10勝を挙げ最多勝に輝き、イースタン制覇の立役者となった森遼大朗、昨季イースタンの最多セーブ投手・小沼健太、ファームで昨季36試合に登板し防御率1.82の成績を残した成田翔、7年ぶりにイースタン制覇した試合で最終回のマウンドを任された古谷拓郎がA組メンバーとなった。

 野手では昨季イースタン・リーグ盗塁王の高部瑛斗、チーム最多の101試合に出場した福田光輝、イースタン・リーグトップの60四球を選んだ平沢大河、フェニックス・リーグでチームトップの5本塁打を放った山本大斗がA組だ。


絶好のアピールの場


 新人選手を除くと、森、古谷、小沼、平沢、福田光、山本大の6人は昨季一軍出場がなく、一軍首脳陣の前で絶好のアピールの場になる。

 ロッテ浦和球場で自主トレを行っている山本大は、朝早くグラウンドに現れ、同じ右の長距離砲・山口航輝と一緒にランニング、キャッチボール、ノック、ロングティーなどで汗を流す日が多くあった。19日の自主トレでは、ロングティーで防球ネットに直撃する力強い当たりを連発するなど、しっかりと振り込んでいる。

 小沼は昨年11月に行ったオンライン取材で、自主トレのテーマに「変化球の精度を技術的には一番大事にしている。また体も大きくはなったんですけど、まだまだ大きくならないといけない。しっかり筋力アップしていきたい」と掲げた。

 また、その取材で小沼は「(小野晋吾コーチから)育成選手は支配下選手よりも倍以上やらないといけないと言われてきた。ここまでオフシーズンもしっかり、休みなくできている。そこを継続しながらやっていきたいと思います」と話しており、春季キャンプに向けて準備してきていることだろう。

 山本と小沼は育成選手ということもあり、一軍の公式戦に出場するためには、支配下選手になる必要がある。昨年は一軍キャンプでスタートした当時育成だった本前郁也が開幕前に支配下選手登録になったことを考えると、春季キャンプから結果を残していけば、山本と小沼の2人が支配下選手を勝ち取る可能性も十分にある。

 昨季一軍出場のなかった平沢、福田光も今季に懸ける思いは強いはずだ。特に平沢はここ2年一軍出場がない。キャンプ、練習試合、オープン戦とひとつひとつ結果を残していき、まずは開幕一軍の切符を掴み取っていきたいところ。

 福田光も一軍出場はなかったが、昨年の春先には「とにかく速いまっすぐに打ち負けないように、しっかりタイミングをとって振っていくことと、2ストライクからの対応がすごく大事になってくると思うので、頭を1球1球整理しながら、打つということは意識してやっています」と一軍昇格を目指し、テーマを持って取り組んでいた。これまでやってきたことを、一軍首脳陣の前でしっかりと披露し実戦に繋げていきたい。

 また、昨季まで二軍のコーチを担当していた福浦和也打撃コーチ、小野晋吾投手コーチが今季から一軍を担当し、昨年あたりからスタッフの多くも二軍担当から一軍担当になっている。ここに名前を挙げた選手以外にも、ファームで福浦コーチ、小野コーチから指導を受けてきた選手が多く、知っているコーチ、スタッフがいることも、選手たちにとってアピールしやすい環境になるのではないか。

 ただ、プレーする選手たちには結果が求められる。2月1日から本当の戦いがはじまる。まずは、自主トレで取り組んできたことを一軍首脳陣の前でしっかりと、アピールしていきたいところだ。

【A組メンバー】
<投手:19人>
12 石川 歩
14 小島和哉
15 美馬 学
17 佐々木朗希
24 東妻勇輔
30 廣畑敦也
33 八木 彬
35 鈴木昭汰
37 小野 郁
41 成田 翔
46 岩下大輝
49 本前郁也
52 益田直也
58 河村説人
60 横山陸人
62 森遼大朗
65 古谷拓郎
92 国吉佑樹
121 小沼健太

<捕手:4人>
2 松川虎生
32 佐藤都志也
66 加藤匠馬
99 柿沼友哉

<内野手:7人>
00 池田来翔
4 藤岡裕大 
5 安田尚憲
8 中村奨吾
13 平沢大河
40 福田光輝
57 小川龍成

<外野手:7人>
1 藤原恭大
25 岡 大海
31 菅野剛士
38 高部瑛斗
51 山口航輝
63 和田康士朗
124 山本大斗

文=岩下雄太

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