ルーキー3名の一軍スタートを明言
西武は21日、近づいてきたキャンプインを前に2022年・全体会議を実施。
終了後に辻発彦監督がZOOM取材に応じ、「メンバーとチームが今後どのようなスタンスでいこうか。球団と現場で一つとなって戦っていきましょう。そして優勝を目指しましょうということ」を話し合ったと語った。
42年ぶりの最下位に沈んだ2021年を経て、逆襲に燃える6年目の辻西武。オフにはドラフト会議で4球団競合の注目左腕・隅田知一郎を引き当てるなど、特にドラフトに関して「成功」と評する声も多く、ファンの期待も自然と高まっている。
そんな注目のルーキーたちについて指揮官は、「ルーキー3人については、今のところ一軍で予定しています」と語り、「隅田(ドラフト1位/投手)と佐藤(ドラフト2位/投手)と古賀(ドラフト3位/捕手)、この3人は予定しています」とルーキー3名のキャンプ一軍スタートを明言。
即戦力として期待の高さをうかがわせた一方で、「まぁそういうところで飛ばし過ぎなきゃいいなと思いますけど、やっぱり他の選手も当然今まで先発に入っていたメンバーもそうですけど、全ての投手が当然注目するでしょうしね。そういった中で競争してもらえればいいかなと思います」と語った。
コメント
▼ 隅田知一郎
戦力としてみていただいているんだなと感じました。
開幕一軍というのが今年の目標のひとつなので、まずはキャンプで自分らしさをアピールできるように頑張りたいと思います。
新人合同自主トレもあと1週間ですが、もう少し強度を上げた練習をして、2月1日からしっかりついていけるようにやっていきたいと思います。
▼ 佐藤隼輔
開幕一軍を目標にしているので、キャンプがA班というのは嬉しいことであるとともに、ここからもう一回頑張ろうと身が引き締まる思いです。
今まで活躍されてきた一軍投手の方々に負けないような力強い球を投げてアピールしていきたいですが、ケガだけはしないように、しっかりケアもしていきたいと思います。
▼ 古賀悠斗
率直に嬉しいです。
入団会見で「一年目から勝負」と書きましたが、まさにその勝負の場がA班のキャンプだと思うので、全力でアピールしたいと思います。
また捕手陣は元気がいいと聞いているので、新人らしくフレッシュに声出しも頑張りたいです。
これまで一軍の投手の方とはお話が出来ていないので、しっかりコミュニケーションをとっていきたいですし、僕のセールスポイントである肩もアピールできればと思います。
まずは気後れしないように、2月1日からA班でやるんだという強い気持ちを持って、残りの新人合同自主トレを頑張っていきたいと思います。