バント攻勢にも動じず、2回はバットへし折る
阪神の藤浪晋太郎投手(27)が11日、日本ハムとの練習試合(沖縄・名護)に先発登板。最速159キロをマークするなど、3回1安打無失点の好投を見せた。
初回、日本ハム打線は全員がバントの構え。1番・上野の投前バントを自ら冷静に処理すると、続く片岡はバント三振に仕留めた。3番・宮田に対しては渾身のアウトロー直球で見逃し三振斬り。球速は159キロをマークした。
2回は一死から6番・石井に一塁突破の二塁打を許したものの、続く佐藤は右飛に退けタッチアップで二死三塁。最後は7番・梅林のバットをへし折り一ゴロに退けた。3回も一死からスライダーのすっぽ抜けが死球となったが、最後は2番・片岡を落差のあるフォークで空振り三振斬り。スコアボードにゼロを並べた。
藤浪は計32球、1安打無失点、3奪三振1死球の内容で予定の3イニングを終了。今キャンプ初実戦となった5日の紅白戦でも2回2安打1失点と好投しており、目標に掲げる先発ローテーション入りへ順調に歩を進めている。