山崎伊は好フィールディングみせ2回0封
巨人の大卒2年目右腕・山崎伊織投手と高卒3年目右腕・堀田賢慎投手が17日、ロッテとの練習試合(沖縄セルラー)に登板し、今季初の対外試合で無失点投球を披露した。
入団前の一昨年にトミー・ジョン手術を受け、対外試合デビューとなった山崎伊は、2番手として3回から登板し、2イニング25球を投げ、1安打1四球1三振の内容。ストレートを痛打される場面が散見されたものの、自ら強弱2つの打球を華麗な身のこなしで処理したほか、二塁牽制刺でピンチを脱出するなど、桑田真澄コーチさながら、投球以外でアウトを積み重ねる姿も光った。
山崎伊からバトンを受けた堀田は5回に登板し、1回2安打1四球2三振で無失点。連打と外野フライでタッチアップを許し、さらに4番・山口航輝には四球で繋がれ一死満塁のピンチを迎えたが、後続の安田尚憲、西川僚祐からストレートで連続三振を奪取。最速は153キロを計測し、塁上を賑わせながらも持ち味を存分に発揮した。
ともに右肘のトミー・ジョン手術から復活を目指す次世代エース候補。堀田は昨年から育成登録となったが、支配下昇格へアピールの日々が続いている。