アスレチックス移籍が決まった藤浪晋太郎

◆ 今年こそ復活なるか

 2012年のドラフト1位でプロ入りし、今年が節目の10年目。

 阪神・藤浪晋太郎は依然としてトンネルの出口を模索している。

 昨季は自身初となる開幕投手の大役を任されるも、シーズン途中でリリーフに転向。

 持ち場を変えても復調のきっかけは掴むことができず、21試合の登板で3勝3敗4ホールド、防御率5.21という結果に終わった。

 ファンはもちろん、多くのプロ野球OB・解説者たちもそのポテンシャルの高さを知っているからこそ、この時期には多くのコメントが挙がってくる。14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』でも、大矢明彦さんと笘篠賢治さんが練習試合に登板した際の映像を見ながら右腕の現状について言及した。

 11日に行われた日本ハムとの練習試合では、この時期に最速159キロをマークするなど3回を1安打・無失点の好投。

 初回は打者3人がバント攻撃を仕掛けてくる“奇襲”をかけられたが、冷静に対処して見せた。

 「彼の場合は、実戦でどれだけ安定感をもってやれるか」と語る笘篠さん。

 練習試合の投球については、「新庄監督も3者連続でバントの構えを見せてプレッシャーをかけながら、心理的に崩そうとしていましたけど、そこで崩れることもなかった」と、揺さぶりに動じなかった点を高く評価している。

 同じく番組に出演した大矢さんも、「映像を見ていると、テイクバックする時にそんなに力が入っていないですよね。悪い時はもう後ろに腕が行きすぎちゃって、どうしても腕が振り遅れて四球になっちゃったりする」とこれまでの問題点を挙げながら、「これくらいで腕を振れていたら(良い)。バランス良く投げられている」と、メカニック面の変化について解説した。

 藤浪自身もここまでは手ごたえを口にしており、10年目の踏み出しは順調そのもの。

 あとは残りの実戦、そしてオープン戦で継続して良いパフォーマンスを見せることができるか否か。まずは19日、楽天との練習試合でマウンドに登る予定だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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