開幕投手に立候補、4年連続規定回クリアに期待
昨季、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた阪神の青柳晃洋投手(28)が20日、中日との練習試合(宜野座)に先発登板。バックの2失策に足を取られ失点したが、今季の対外試合初登板は2回1安打1失点(自責点0)と上々の投球内容だった。
初回はテンポ良く3者凡退スタート。2回も先頭の4番・石川をボテボテの三ゴロに仕留めたが、これを三塁・大山が捕球ミス。失策により先頭打者の出塁を許した。一死後、6番・木下には左前に落ちる安打を許すと、今度は左翼・糸井が打球を後逸。この処理を外野陣がもたつく間に一塁走者の生還を許した。
再び得点圏に走者を背負った青柳だったが、その後は7番・阿部を見逃し三振、9番・三好は空振り三振に仕留めピンチ脱出。バックの失策絡みで1点を失ったが、2回1失点(自責点0)、1安打2奪三振1四球と上々の仕上がりを見せた。