ロッテ・佐々木朗希

◆ 球団公式YouTube動画も大反響

 “令和の怪物”が、ついにリミッターを解除する…?

 今年は一体どんな投球を見せてくれるのか、期待を抱かずにはいられない初実戦だった。

 2月19日に名護で行われた日本ハムとロッテの練習試合。先発マウンドに登った右腕は、プロ3年目の初実戦、その初回から160キロ超えの速球を連発。

 初回をオールストレート、最速163キロを計測して無失点のスタートを切ると、2回は変化球も交えながら無失点ピッチ。

 予定の2イニングを2安打・無失点。その結果以上に、見るものを圧倒する凄まじいパフォーマンスを見せつけた。

 球団公式YouTubeチャンネルで公開された「佐々木朗希2022年初実戦 MAX163キロの舞台裏にカメラが潜入【広報カメラ】」も大きな反響を呼んでいるが、そのパフォーマンスを見て驚き、新シーズンの活躍に期待を抱いたのはファンだけではない。長くプロの世界で戦ったプロ野球OB、解説者たちも同じだ。

 21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』に出演した真中満さんは、佐々木朗希の2022年シーズンについて、「去年は間隔を空けて投げさせていたけど、今年は間隔を詰めていくと思うんですよ。そうするとローテーションの軸というか、中心になっていくピッチャーですよね」と、昨年の経験を糧に、今季は年間を通しての活躍に期待。

 つづけて、「普通に投げれば2ケタ(勝利)は確実にいく。そんな期待をしますよね」と、プロ3年目の大ブレイクを予感している。

 同じく番組に出演した岩本勉さんも「怪物ですよ。びっくりしました。初球から」と驚きの声。

 「1番バッターの清水(優心)が、初球にヤマを張ってストレートを打ちに行っているんですよ。それであのドン詰まりですからね」と、まっすぐ一本で待つ打者のバットをへし折って遊ゴロに仕留めたシーンについて語り、「今年どれだけの数字をあげるか、楽しみでしょうがないですね」と大きな期待を口にした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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