○ 日本ハム 4 － 2 広島 ●
＜オープン戦・名護＞

　日本ハムが広島に勝利。新庄剛志監督（50）にとってはオープン戦初勝利となった。

　日本ハムは2回、4番・田宮が左中間突破の二塁打でチャンスメイクすると、三進後、広島先発・九里の暴投により先制の生還。4回は3番・水野の中越え三塁打でチャンスを作り、5番・今川がオープン戦チーム1号となる豪快2ランを左翼席後方へ運んだ。7回にも6番・王柏融が、豪快ソロを右翼席へ運び4点目。長打力が魅了の両大砲がファンを沸かせた。

　投手陣は2番手・生田目、4番手・立野の両右腕が、それぞれピンチを作りながらも3イニングを無失点。5投手の継投で広島の反撃を2点に抑え、二塁・杉谷は再三の好守を見せるなどバックも堅い守りで盛り立てた。

　この日はベンチ入りした新庄ビッグボスは、イニング途中に選手のポジションを入れ替えるなど独自の采配を披露。ゲームセットの瞬間は手を叩きながらチームのオープン戦初勝利を喜んだ。