OP戦で好投し2桁番号掴む
ソフトバンクは22日、育成選手の藤井皓哉投手(25)と支配下選手契約を締結したことを発表。背番号は「157」から「48」に変更となった。
藤井は2014年のドラフト4位で広島に入団したものの、2020年オフに戦力外通告を受け、昨季は四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでプレー。高知での活躍が評価され、昨年12月にソフトバンクと育成契約を結んでいた。
今春はキャンプからアピールを続け、オープン戦では5試合(6回)に救援登板し防御率1.50と好投。ストレートとフォークのコンビネーションを武器にイニング数を上回る10個もの三振を奪い、念願の2桁番号を手繰り寄せた。
藤井は支配下登録発表会見で、「嬉しい気持ちもあるんですけど、ここからがスタート。もう一度気を引き締めて頑張っていこうという思いです」と気持ち新たに決意。
「広島を戦力外になって、もう一度ここに来れたんですけど、ここがゴールではなくてスタートとして、今シーズン、まずは一年間一軍でプレーすることを目標に頑張っていきたいと思います」とフル回転を誓った。