2022.03.26 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 7 | 終了 | 5 | 中日ドラゴンズ |
東京ドーム |
「結果論になるかもしれないですけど…」
中日は前夜に続く逆転負けで開幕2連敗。継投で逃げ切りを図った終盤に試合をひっくり返された。
3点リードで迎えた8回裏、中日ベンチは新加入のセットアッパー・岩嵜翔をマウンドに送るも、イニング先頭の3番・ポランコに対してストレートの四球を出した直後に、グラブをはめる左手で身体に何らかの異変が生じたことを訴え降板。
ここで急きょ登板する格好となった田島慎二は、4番・岡本和真の中安打に続き、5番・中田翔にも適時二塁打を許し1点差とされると、左打者を迎えたところで左腕・福敬登にバトンタッチ。しかし、勢いづいた巨人打線を止めることが出来ず、この回4人目の投手となった右腕・山本拓実も失点を重ねるビッグイニング。8回裏だけで一挙5失点と、リリーフ投手陣が踏ん張りきれなかった。
26日のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは、岩嵜の緊急降板後の投手起用に注目し、「ここで誰を持ってくるのかと思ったら田島だった。一番準備をしていたということだと思うんですけど、田島の東京ドームでの成績が悪すぎるんですよ」と、その相性の悪さを指摘。
田島は前日の開幕戦ビハインドの場面で起用され、1イニングを無失点に抑えていたが、振り返ってみると通算30試合(27回)の登板で34安打16四球21失点、防御率7.00と、東京ドームとはすこぶる相性が悪い。
谷繁氏は「直近の3、4年だともっと悪いんですよ。結果論になるかもしれないですけど、ここで田島を登板させたというのはミスだったのかなと。先に福とか、山本でも良かったんじゃないかなという気がしました」と、逃げ切りを図る場面での投手リレーとしては、より良い選択肢があったとの見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』