◆ 現地31日に開幕前最後のオープン戦登板
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が29日(日本時間30日)、ロッキーズとのオープン戦(アリゾナ州スコッツデール)に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席にオープン戦2号の左越え2ランを放った。
驚愕のパワーを見せつけたのは5回の第3打席。無死二塁でロッキーズの2番手右腕・チャシーンと対戦した大谷は、ファーストストライクからフルスイング。変化球中心の攻めでカウント2-2と追い込まれたが、最後も内角寄りの92.1マイル(約148キロ)の速球を強振。捉えた打球は逆方向へ高々と舞い上がり、そのまま左翼席へ吸い込まれる2ランとなった。
第1打席は二ゴロ、第2打席は四球を選び、この日は2打数1安打2打点で途中交代。オープン戦打率は.286、同OPSは1.214となった。エンゼルスは大谷のほかにも、5番・アップトンが3ラン、7番・スズキは2ラン、途中出場のロハスはソロ弾と計4発。全得点が本塁打による一発攻勢でロッキーズに8-2で快勝した。
試合前にはプルペン入りし、31日(同4月1日)のオープン戦ラスト登板(対ブリュワーズ戦)に備えた大谷。4月7日(同8日)の二刀流開幕へ調整は順調だ。