好調な打者・大谷、好判断で先制ホーム踏む
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が1日(日本時間2日)、レッズとのオープン戦(アリゾナ州テンピ)に「2番・指名打者」で先発出場。初回に中越え三塁打を放ちオープン戦4試合連続安打をマークした。レッズの秋山翔吾外野手(33)は「1番・左翼」で先発出場。こちらも初回に左前打を放ったものの、2打席以降は凡退し5打数1安打に終わった。
大谷は前日31日(日本時間1日)のブリュワーズ戦に「1番・投手」で出場。打席では3打数1安打1打点をマークし、マウンドでは最速99マイル(約159キロ)を計測するなど4回途中3失点(自責点2)でオープン戦ラスト登板を終えた。
この日は登板翌日の打者出場。初回、一死無走者の場面でレッズの先発右腕・オブライエンと対戦し、カウント1-1後の直球をフルスイング。捉えた打球はワンバウンドで中堅フェンスに当たる長打となった。大谷は悠々と二塁へ向かっていたが、中堅手が右翼手にボールを預ける間に一気に加速。好判断で三塁ベースを陥れると、続く3番・レンドンの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。
その後は左飛と空振り三振に倒れ、この日は3打数1安打1得点で途中交代。オープン戦4試合連続安打で打率を.300に上げ、OPSは1.162となった。
秋山は初回に左前打を放ちオープン戦3試合ぶりの安打を記録。しかし、その後は空振り三振、一ゴロ、捕邪飛、左飛と5打数1安打の結果に終わり、オープン戦打率は.182、同OPSは.364となった。